幸せになるワークライフバランスとは何か

こんにちは。リンゴ社長です。

ワークライフバランスという言葉が浸透して長い年月が経ちます。

色々な定義付けがされていると思いますが、フワフワとした概念でもあります。

それは、仕事への価値観は人それぞれ千差万別であり、年齢によっても変わるからです。

ある意味で「働き方改革」と同義なのかもしれません。

そんな今日はワークライフバランスとは何なのかを社会の傾向も踏まえて書いていき、

皆さんの自分に合ったワークライフバランスを見つける一助になればなと思います。

1. 個人的に嫌だと思う働き方が改善できること

個人的に感じるワークライフバランスは、「嫌な働き方を改善できること」にあると思います。

皆さんは改善したいポイントが明確に決まっているでしょうか?

例えば、社会全体で変わっていく傾向があるにも関わらず、

今の会社や労働環境では変わっておらず、嫌だなと思っていることがその対象となります。

個人的に改善したいのは、満員電車での通勤、社員に負担なっている社内ルールの数々です。

満員電車の改善に関しては、時差勤務を取り入れる会社が増えている現状があり、

社内ルールの改善はワークフローを効率化する点においても取り組みは進んでいる筈です。

しかし、その改善が進んでいる企業と進んでいない企業が存在するのが現状です。

そこで自分はその改善が進んでいる企業に就職をしたという経験がありました。

会社は組織ですから、自分の要望だけを叶えるのはほぼ不可能なので、

社会全体が変わる傾向があるのにも関わらず、自分の組織では変わっていない嫌だと思う

ポイントを具体的に挙げていくこともワークライフバランスの実現には重要です。

多くの人にとって、自分に裁量がある職場は幸福度が増すとも言われています。

2. 男女平等・子育て・介護制度が充実していること

先進国では男女平等は当たり前ですし、不平等なことが発覚したら炎上します。

しかし、統計上はМ字曲線に代表されるように日本の男女の雇用は平等とは言えません。

雇用が減る要因としては、出産というライフイベントです。産休・育休はもちろんのこと、

女性が休暇後に既存の仕事に復帰することが中々困難な状況があるのでしょう。

その大きな原因として、私は「共働き」がしづらい社会であるからだと思います。

これは日本人男性が子育てに参加しないからというのではなく構造上の問題です。

よく男女平等の国、むしろ女性の権利が強いイメージもあるスウェーデンですが、

スウェーデンでは男性も育休を取らないと有給が減らされて損するような仕組みがあると言います。

同じ人間なのでスウェーデン人男性が子育てして、日本人男性が子育てしないというのはなく、

やはり子育てをするためのインセンティブが働かないことが大きな原因なのだと感じます。

そのため、女性の雇用を守るためにも、男性にとって休みやすい環境が整っている会社は

ワークライフバランスが整っているとも言えるかもしれません。

しかし、有給も含めて法律で定められていない企業任せのアメリカと比べれば

日本は父親向けの育児休業法があるため、意外と法整備されている国なのは事実です。

また、それは子どもだけでなく、高齢化社会の日本の場合は介護休暇も同様になります。

後は自分が育休を使いやすい環境を作るために行動しているかどうかが問題です。

3. 趣味・家族との時間を過ごす余裕があること

人間が幸せに感じる要素としては、趣味に費やす時間、また家族との時間を過ごす時間

あることは大きいと思います。どちらも安定した仕事があって、できることでもあります。

つまりオフの時間を確保することが重要なので、残業に対して厳しい職場、

またカレンダーの暦通り休める職場はワークライフバランスが整っていると言えるでしょう。

当たり前の話なのですが、日本では残業が少ない会社を探すことが中々難しいのも現状です。

ワークライフバランスの実現には給料が高いことよりも、どれだけ自分の時間が大切に

されているかの観点も重要になってくると思います。

以上、無駄に社内ルールが多い会社、育児休暇を推進していない会社、残業が多い会社などは

専門家である転職エージェントに詳しく聞き、ワークライフバランスを実現させましょう!

リンゴ社長