日本で長期休暇が難しい3つの理由

こんにちは。リンゴ社長です。

この記事を書いているのは、お盆休み明けになりますが、

お盆期間中は休んで、どこかに出かけたという方も多いのではないでしょうか。

ただ日本は欧州各国のようにでもバケーション文化がない国で、休みも短いですよね。

お盆もせいぜい一週間程の休暇。そして高い時期に、渋滞等に巻き込まれたりしますから

少し忙しい休暇になりがちです。そんな時、日本に長期休暇があればなと思います。

本日は、そんな日本で長期休暇が難しい3つの理由について書いていきます。

1.他の国よりも祝日が多いため

日本にいると気付きませんが、日本は諸外国と比べると圧倒的に祝日の数が多いです。

(同様に長期休暇文化があまりないためか、アジアの国々も祝日は多いようです)

長期休暇文化のあるドイツのように、長期休暇に関する法律を制定するのではなく、

こまめに祝日を増やしてきた歴史の違いがあるのかもしれません。

小まめに三連休を取るより、まとまって休む方が集中できるかは人それぞれですが、

日本で長期休暇が進まないのは、小まめに訪れる祝日のせいとも言えるでしょう。

2.サラリーマンとして働く人が多いため

日本人の海外旅行はGW・お盆・年末年始と言った期間に集中します。

日曜日に帰る便が特に値段が跳ね上がっているのを見ると、

月曜日から金曜日まで働くサラリーマンが多いことが原因でしょう。

また、日本のサラリーマンは中々休むことができないのが特徴です。

本来は有給休暇制度があるので、この期間を越えてドイツのように休むことができますが、

有休取得率が低い問題とも関連する問題があります。

それは休みづらい文化が原因で、その文化はサラリーマン社会にこそ強いということです。

前述の「祝日が多い」のと関連しますが、まとまった祝日が多いだけに

GW、お盆、年末年始以外に休みを取るのが逆に難しくさせている側面もあります。

本当はサラリーマンこそ、休むことができる特権を持っているので、

利用しない手はないと個人的には思うのですが・・。

3.そもそも長期休暇は求められていない説

私は居酒屋などで友人に「なぜ、ドイツのように長期休暇が進まないか」と聞いてみましたが、

「部下がいて簡単に休めないし、家族がいる場合は一週間くらいがちょうど良い」

という意見がありました。休みはそれなりにお金がかかるという理由もあるでしょう。

このように長い休日をサラリーマンの本人達が求めていない可能性があります。

特に天皇陛下がご即位に関連して、2019年はGWは10連休となりましたが、

一般家庭で「10連休を望んでいない人が多い」というニュースも話題になっていました。

もちろん、皆と同じタイミングでの休むのは非効率という意味もあるとは思いますが、

長期休暇という文化に馴染みがないだけかもしれません。

実際は有給休暇もありますし、工夫すれば休日の遊びもお金はかかりません。

以上のことから、今すぐ長期休暇を実現したい方はサラリーマンを辞めるか、

私もそうですが、周りを気にせず休むという選択肢を取るべきでしょう。

何事も周りと同じ行動を取っていたら果実を得られませんからね。

皆さんもたまには2週間くらいの長期休暇を取ってみてはいかがでしょうか。

リンゴ社長