新人なのに放置された場合の3つの処方箋
こんにちは。リンゴ社長です。
頭が悪くて容量が悪いのが原因ですが、私の新人の頃は怒られまくっていました。
そして新人の頃に勤めた会社は、様々な雑用から始まるという典型的な日本企業でした。
しかし、一方で職場を変えてみると、新人が放置されている職場もありました。
新人からしてみると、「放置されていること」もかなりの苦痛のようです。
新人は他の職場を経験したことがないから、比較する術もないため、
自分の職場が全てですから、仕事がないことへの苦痛もわかります。
ということで、本日は新人なのに放置されている場合の対処法について書いていきます。
1.そもそも新人が放置される原因を知る
そもそも、あなた(新人)が放置されている原因を探ることが良いでしょう。
会社では「人事の意向」と実際の「部署の意向」は本音の所で乖離することが多々あります。
そのため、研修というのは難しいものですし、研修ビジネスも活発です。
私としては仕事に準備は必要なく、やって覚えた方が効率的と考えるタイプですが、
会社としては、どういった社員を増やしたいか、どのように教育したいかと方針を決めます。
新人を雇うという気がない部にも、会社の方針で配属されることも多々あります。
配属された手前、部長の責任にはなりますが、人事が現場を知らない可能性もあるので、
責任問題は別として、仕事としてどちらが正しいのかは判断ができません。
放置されているということは、このように人事との考えに溝がある部署に
配属されてしまった可能性が高いでしょう。
どうしても人が足りない所は、雑用も含めて、色々お願いするはずです。
放置される理由としては、
・じっくり仕事をし、下手にお客さんに迷惑をかけてはいけないという考えがある
・長年同じ部署で働いている人が多く、方針が変えられない体質になっている
・新人がしばらく入社したことがないので、育て方がわからない
・転職者が多い部署
等があると思います。
新人を育てないのは部長や先輩の責任だろと考えるのはもちろん正しいですが、
こういった原因を考えると対処が変わってくるのではないかと思います。
直接「仕事下さい」と言っても、そこまで効果はないと思うので、我慢できない場合は
あなたを採用した人事部にも一定の責任があるため、相談してみると良いでしょう。
ただ先輩社員も仕事が忙しく、手が回らないという状態が多いと思います。
それに加えて教育となると、私も経験済ですが、大変な労力を使います。
自分が忙しい時に新人に偉そうな態度を取られ、それに対して教育しないといけない・・等
仕事は自分から作る物という発想を持つと、
そういった教育をしてくれない先輩社員も許せるようになるかもしれません。
2.自分の成長に時間をかける
仕事に振り回されないというのは、とても良い環境と言えます。
もちろん新人なので本業へのやる気は満々でしょうが、数年経つと時間が惜しくなります。
勉強や副業などはこれからの日本を生きる上で、必要になってくると思いますが、
勉強や副業にかける時間は、仕事が終わって眠たい目をこすって行うことが多いです。
業務が多忙でなければ、いっそのこと副業や勉強につながることを
仕事の時間内でやってしまえば良いのではないでしょうか。
仕事がないからといって、遊びをしていたら評価が落ちるのでゲームは止めて下さいね。
会社に対してもプラスになるような勉強やスキルを学ぶのが良いでしょう。
3.転職する
と言っても、我慢できない時がありますよね。
そういう時は最後の手段として「転職」があります。
但し、仕事が振られないというのは、新人という「仕事をもらう身」という立場を
利用した不平とも言えるかもしれません。そのため、それが原因で辞めるというのは、
今後の転職先でも自分の今の判断に責任を持たないといけません。
現職の反動で仕事が振られる職場に転職することになるでしょうが、
自分が忙しい職場に転職して耐えられるか。ここは責任を持って決断する所になります。
それが不安であれば、今の職場で勉強も含め色々チャレンジしてみて、
忙しい時間を自分で作ってみて練習するのも良いかもしれません。
私は上司がマネジメントできてない時に、違う部署の仕事を行いました。
リンゴ社長