コロナによって進んだ働き方改革
こんにちは。リンゴ社長です。
現在この記事を書いている4月30日は、コロナの中の日本ではゴールデンウィークを
迎えている状況です。しかしながら、非常事態宣言も延長という議論もなされており、
まだ先が見えない状況です。かと言って伝染病の専門ではない当ブログは
不安を煽る可能性もあるため病気については書きませんが、
当ブログで書き続けていた「働き方改革」について、
コロナという外圧によって変わってきてるじゃんということで、
コロナによって加速した働き方改革について本日は記載したいと思います。
特に会社員はこの波をうまく利用していきましょう。
1.リモートワーク(商談含む)
まず米国企業の多くは進んでいて日本でも一部が進んでいたリモートワークです。
一般的には在宅勤務を基本とし、家から仕事をすることが多いでしょう。
これは元々東京オリンピックの名を基に、東京に本社のある大手企業が、
朝の混雑した時間に影響されないために導入を決定していました。
オリンピックは延期しましたが、皮肉にもコロナウィルスによって、
リモートワークは前倒し、そして元々検討していなかった多くの企業が導入するに至りました。
また、商談までも遠隔で進むことが多くなりました。これは大きな前進です。
在宅勤務の良い所は、今まで通勤に時間をかけていた人たちや
家族と共に暮らしている人は家事を分担し、仕事と家事を両立できる点にあるかと思います。
そして何より常に監視されていないため、副業がしやすい所もメリットでしょう。
しかし、性悪説に立っている会社もあるようで、スーツ着用であったり、
パソコンの細かいログを取っていたりする会社もあるようです。
そういった建前のマネージメントを行っている会社は、今後見切りをつけた方が
良いかもしれません。私も仕事仲間のSlackがオフラインになっていると
少しザワザワすることがあるので、人のことは言えないのですが。
2.満員電車の解消
当ブログにも記載しましたが、満員電車そのものは得をしない物です。
私は通勤で電車を利用することが嫌だったので、会社の近くに住みました。
しかし、サラリーマンでそれができるのは私のように子どもがいない者であったり、
または一部の金持ちだけでした。通勤時間は特にラッシュの混んでいる時は
何をやるにしても非効率のため、意味がなく、ただただ苦しい物です。
コロナの影響によって社会全体がリモートワーク化するにつれ、
移動にかけた時間を減らすことができ、また満員電車に乗らなくて良いということだけで、
いかに心の余裕につながるかは、今回で多くの人が実感していると思います。
また郊外に家を買った人、ペットを飼った人などは特に充実するのではないでしょうか。
私は都心近くに住んでいるので、アフターコロナでオフィスレスが進むのであれば
引っ越したくなるかもしれません。東京の価値も問われていくかもしれません。
3.原本・捺印処理の削減
続いて、原本や捺印も減ってきています。
元々電子捺印をして社内処理を回している会社はありましたが、
コロナの影響によって電子判子を導入し始めている会社は増えてきています。
特に大都市では感染が拡大する中、判子や原本を用意するためだけに
電車に乗ってオフィスに行くことがバカバカしくネットでは話題にもなっていました。
またハンコ議連といった印鑑には政治的な側面があることも
多くの人がコロナによって気付くことになりました。
社会全体でハンコを押すのがバカバカしいという気づきが起きるのは大きな進展です。
そのため、社内書類など一部ではりますが、徐々に捺印作業も減っています。
請求書なども原本ではなく電子データで取り合えず送付して良いという会社もあります。
こう見ると日本って本当に周回遅れのことをやってるな・・・と思っていまいますが、
いわゆる「お役所」と呼ばれる国や自治体に関しては、トップが変われば、
公務員全体がすぐ適応すると思います。(日本の公務員は優秀ですから)
そのため官民問わずコロナによって捺印文化が減っていく期待は大きいかと思います。
世界では挨拶で人と握手をする際に、少し考えてしまうようになったのと同じように
日本でも世代間でギャップがあったマナーなども、コロナをきっかけに変わって
行ければと思い、私もブログでこれから書き続けたいと思います。
リンゴ社長