年収400万円代は多いか少ないか
こんにちはリンゴ社長です。
日本人の平均年収は420万円(2019年現在)と推測されています。
これは平均なので、特に年功序列が残る日本では若い20代、30代は
平均未満も多くいるでしょうし、地域によっても異なります。
本日はそんな平均的な「平均400万円は多いか少ないか」について書いていきます。
1. 絶対に飢え死にしないレベル
「この年齢で400万は少ないかどうか」と心配になる人は多くいるようですが、
他人と比較することはあまり重要なことではありません。
また、若い人の方が稼いでいても、嫌な気持ちになる必要もありません。
給料は仕事の内容で決まるもので、他の年齢や他業界と比べるのは意味をなさないからです。
また、究極的にはサラリーマン同士で比べるのも意味はありません。
サラリーマンの給料の差は、世界に溢れている富裕層からすると微々たる差だからです。
しかし、他人と比べてしまうということは、プライドが少しあるのかもしれません。
そのプライドを満たすためには日本人平均の420万は越えた方が良いでしょう。
ちなみに、年収400万円であれば手取りは330万ほど。330万円だと月27万円です。
1カ月27万であれば、子どもが一人いても、一人親でも飢え死にしないレベルです。
贅沢なことをしなければ明らかに快適に暮らせるレベルです。
しかし、年収が高くなると贅沢なことをしたくなり結局出費が増えるのが人間です。
そして、その生活は中々止れられず続きます。そんな贅沢し始めるスタートラインは
年収400万円代から始まると言っても良いでしょう。
2. 独身にとっては余裕な生活
年収400万であれば、独身者にとっては不自由ない生活を送れるでしょう。
27万の内、固定費が15万程だとしても、12万は手元に残るため、
余裕で貯金も投資も旅行もできます。(よほどお金がかかる趣味がある場合は除く)
この場合は自分の仕事が好きかが大きなテーマになってくると思います。
これだけ頑張っているのに、400万しか貰えていないと思ってしまうのか、
生活には不自由ないし、この仕事を続けようと思うか等々。
純粋に仕事の内容について考えることができる立場と言えるかもしれません。
結論として独身者にとっては年収400万は可処分所得が多くあると言えるでしょう。
3. 家庭を持っている場合も一般的な生活が可能
自分だけの給料または自分1人で子ども1人を育てている場合は、
余裕がある年収とは言えないかもしれません。
独身者と違うのは、子どもの教育費や生活費がかかり、家賃も高くなります。
一方で結婚している人は、夫婦共働きをしている人が多い人の年収とも言えます。
日本はまだ専業主婦(主夫)という概念がありますが、
専業主婦(主夫)の人はパートで配偶者控除が受けられる103万以下であれば、
世帯では年収500万となるため、子ども1人であれば余裕ある生活は送れるでしょう。
但し、「教育費」というのは贅沢と同じで際限がありませんから要注意です。
子どもが3人いる場合は厳しい生活になることが予想されます。
年収は自分のライフプランで考える必要あり
以上の理由から年収400万は少なくない年収です。衣食住には困りません。
・結婚して子どもが欲しい
・独身で良いが今よりももっと趣味にお金を費やしたい
・子どもの教育にもっと投資したい
・プライドがあるので年収1000万は稼ぎたい
・日本の将来が心配で、移住を考えたい
等々、自分の年収が妥当かどうかは、仕事内容や周りとの比較というよりも
自分のライフプランを改めて考えるのが良いのでしょう。
リンゴ社長