なぜサラリーマンの仕事は報われないか【3つの理由】
こんにちは。リンゴ社長です。
皆さんは「サラリーマンは報われないな・・・」と思っていないでしょうか。
またそれはどんな時に感じるでしょうか。
・新人の時からサラリーマンの仕事についていけず諦めを感じていた
・仕事ができない時は、反動でサラリーマンの仕事をモーレツに頑張ったけど
ある程度頑張って役職もついたが責任だけ増して虚しさを感じた
等々、人によって報われないなと感じる段階が異なるものだと思います。
本日はその「なぜ(日本の)サラリーマンは報われないのかに」ついて書きます。
1. 給与がたかが知れているから
最近は、「働きやすさ」が重視されても、多くの人は「お金のため」に仕事をします。
私も「お金のため」に仕事をしていました。そう思いたくない自分はいましたが。
実際に多くのサラリーマンが宝くじを買った瞬間に仕事を辞めることでしょう。
このように「お金」にフォーカスして、また他の業種と比べるてしまうと
サラリーマンの給与は伸びしろがないということに気付きます。
副業だと頑張れば5万、10万稼ぐことはできますが、サラリーマンは5万でも難しいです。
もちろん歩合の仕事もありますが、日本は雇用が守られている分、
一般的には給与に差が出ないような仕組みになっています。
そんな小金を増やすために、多くのストレスを抱えるのはやっていられないでしょう。
自分の市場価値は、自分で事業を起こしてから稼いでみないと把握できませんが、
「これだけ時間をかけて頑張っているのに、これだけの給与か・・」と思い続けるなら
本当に安いのかもしれません。転職また副業をするなど考え直すのが一番でしょう。
2. 時間が拘束され、休日も固定されるから
サラリーマンが報われない点としては、「時間が拘束される」ことです。
まず、在宅勤務も進んでいないのが現状です。
そのため、通勤時間に平均で40分~60分かけ、残業1時間以上する日は多い等。
本来の仕事をしている時間とは別に1日に2・3時間余計に費やしています。
そうすると1日の11時間くらい会社の仕事に費やしている訳です。
いかに時間かけず(損失を出せず)に利益を生み出すかかがビジネスの本質ですが、
日本のサラリーマンはそれができない仕組みになっています。
時間が拘束されるということは、自由に動ける時間も週末だけになります。
これを当たり前と思いがちですが、休日が他の人と同じということは
混んでいるディズニーランドに行かないといけないのと同じストレスです。
ディズニーランドだとなぜか空いている日に行く努力をする人が多いですが、
いまだにお盆や年末年始などに混んでいて高い時期に旅行することが多い。
つまり、サラリーマンは時間が足りない状況になりやすい上に出費が増えます。
時間が足りないと副業するのも、家族サービスするのも一苦労です。
3. 頑張っても自己満足に終わるから
これはとても辛いことですが、サラリーマンがいくら頑張っても、仲間に褒められるだけ、
お酒を飲んだ時は「自分は頑張ったな・・」と自己満足で終わることが多いです。
頑張ることでアドレナリンが出ると、仕事での居場所もよくなりますし、
仲間から信頼が高まりますが、逆に頑張らなくても首になる人は少ない。
つまり適切に評価されている気にならないし、現に頑張った所で給料は増えません。
むしろ、仕事ができて頑張ると、仕事のしない人の分まで対応することになります。
それは高尚なことですが、1人のサラリーマンにそこまで任せるのも変な話です。
もちろん、責任感を楽しんでいる人もいるので、全てが悪い訳ではないですが。
【対策】報われないことはやらない
以上のことから、報われないことが多いサラリーマンだからこそ、
報われないことは極力やらず、報われることだけに集中しましょう。
【報われない例】
・出勤時間を変更せず、延々と満員電車に乗って通勤すること
・有給休暇を使わずに、我慢して働くこと
【報われる例】
・数値としての仕事の成果を出すこと(信頼も上がり、給与交渉もしやすい)
・会社の研修や福利厚生を使うこと(無料や格安でサービスが受けられます)
等々
つまり、理想の人生を送るためには「やらないことを決めること」が重要です。
そうすると自分の時間を作ることができ、趣味や副業にあてる時間も増えます。
また、サラリーマンの給与よりも高い収入に増やす可能性も増やせるでしょう。
本来サラリーマンは労働者としての権利が守られている立場なので、
経営者のように我慢せずとも、簡単に逃げても、給料が入る美味しい職種であるはずです。
表面の制度は整っているので、変えるも変わらないも自分次第ということです。
ノーリスク思考が多いサラリーマンも、周りや上司を気にせず、
多少のリスクは受け入れないと、大きな果実は得られないでしょう。
リンゴ社長