我慢は美徳か?悪い我慢と良い我慢について

こんにちは。リンゴ社長です。

皆さんは、日ごろ我慢していますか?または我慢することでストレスを感じていますか?

日本人の多くが飲み会の際に激変する所を見ると日頃我慢している人が多く感じます。

このように日本は我慢している人が多い、我慢が美徳という価値観がある国と言われます。

我慢には良い我慢と悪い我慢があるのですが、悪い我慢は極力捨てるべきですね。

これを捨てる工夫をしないと人の人生を生きてしまうリスクがあるからです。

そんな今日は「良い我慢と悪い我慢の種類」について書いていきたいと思います。

1.悪い我慢で失われるもの

我慢と言ったら、学生の場合は学校で、社会人の場合は会社で強要される機会が多いでしょう。

「満員電車に乗りたくないのに時差勤務が使えない」

「上司が帰るまで、帰りづらくて我慢してしまう」

「先輩の誘いには断れず、つまらない飲み会に参加してしまう」等々。

明文化されていないルールを守ってしまう「村社会的」文化も多く存在します。

例えば、時差勤務なども制度が整っているのにも関わらず活用ができず

皆に合わせて9時に出社するという、社員自ら縛ってしまっているケースです。

このように本来必要ないことを、やらなければいけない暗黙ルールは様々な状況で存在します。

これは悪い我慢に該当します。そして、ここで最も失われるのは「時間」です。

時間を大切にする意識を持つことで、自分が我慢していた所も気づくようになります。

時差勤務制度があるのに、9時出社のため満員電車に乗って疲弊した時間を過ごすなど。

うまくその組織や人間関係で生き残るためには、暗黙のルールを守る必要がありますが

何とか言い訳を作って、回避しましょう。言い訳を使うことに罪悪感は要りません。

うまく相手をイライラさせずにクリエイティブな言い訳を考えましょう。

時間が奪われること以外にも、心身的に疲弊していることは悪い我慢です。

貴方がいじめを受けている、嫌な環境に置かれている場合、

そんな環境は改善する必要はなく、早めに逃げましょう。これは悪い我慢です。

我慢している人程、自分が我慢したのだからと同じ我慢を強要することもあり、

これは我慢することを辞めることを諦めた末期症状と言えます。

2.我慢しないといけないこと

とは言っても、我慢しないといけないことはあります。

それは「社会的なルール」と関わる物です。この「社会的なルール」もくだらない物が多く、

「電車の中で通話してはいけない」というルールは個人的な感情の

積み重ねでできたルールだと、個人的にはくだらないと感じることがありますが、

これをくだらないと思って通話し続けるのは良い行動とは言えません。

こういった公共の物を利用する際にはルールは我慢して守るべきでしょう。

くだらない社会的なルールがある会社や国に嫌気が指したら、外に出るしかありません。

電車通勤も止める覚悟が必要。外に出る自由は我々には与えられていますからね。

3.目標達成のための我慢は必要

最後に良い我慢について書いていきます。これは目標達成のための我慢です。

例えば仕事で上司から難しい問題を突きつけられても、

その会社や仕事で成績を上げるという目標が元々あって入社した場合、

パワハラと感じず我慢して仕事に取り組むという姿勢は大事であったりします。

普段、共感しないことや、時間の無駄だと思っていることを強要されてると

自分の目標のための良い我慢をする力まで無くなってしまいますから、

自分の時間を奪われているなと感じることに関しては、うまく言い訳をして我慢せず

心身的に傷つくレベルの我慢であれば、その環境からさっさと逃げましょう。

外の世界は自分が思っている以上広い物です。自分を大切にしましょう。

リンゴ社長