ホワイト企業の3つの基準

こんにちは。リンゴ社長です。

日本では「ブラック企業」が沢山存在するイメージが皆さんもあると思いますが、

身近な所に「ホワイト企業」はあまり多く見かけませんよね。

というより、日本という国そのものがブラックな感じがしてしまうこともあります。

しかし、実際はサイボウズなどの多様な働き方を実現している会社もあることから、

結局は日本というより、個人や組織によって異なり、ホワイト企業は存在はします。

そんな今日は「ホワイト企業の3つの特徴」を書いていきたいと思います。

1.勤務地、勤務時間が柔軟

政府も含めて在宅ワークを進めている昨今ですが、多くのサラリーマンも在宅ワークを

希望していることから、日本人サラリーマンのストレスの1つは通勤と言っても良いでしょう。

そのため、在宅ワークが推奨されている会社はホワイト企業と言えるでしょう。

日本のサラリーマンは一律同じ時間帯に出社し、昼休みの時間もほぼ一緒といった具合に

同調社会に生きています。昼の12時頃に都内のオフィスビルの下にあるコンビニに行くと、

多くのサラリーマンが並んでおり、満員電車で通勤した上でも尚、昼休みも人混みの中で

並んでいる光景は恐ろしいものがあります。そもそも時間で管理されている所が問題です。

今は子どもを保育園に送ってから出社したい人もいるでしょうし、働き方は多様化しています。

つまり、勤務時間が一律ではなく社員が選択できる会社はホワイト企業と言えると思います。

ちなみに、私の仕事の仲間は、ただ朝早いのが苦手というだけで出勤時間を9時から10時に

出社時間を変えた強者もいましたので、ホワイト企業ではなくても交渉する価値はあるでしょう。

満員電車での通勤もブラックと言えばブラックですが、住む所を決めたのは社員自身なので、

会社側の責任はありませんが、東京などの大都市に仕事が集まっている日本の構造の問題もあるため、

単純に人が多い所が苦手な方は海外移住か地方都市への移住を進めると良いでしょう。

高い商品を売っているか(給料が高いか)

当たり前ですが、その会社がどのような業務を行っているかを知る必要があります。

ブラック企業の特徴の1つは、人件費をなるべくかけずに安価に商品を売る所です。

日本の消費者は安くて良い物を求めているので、企業はなるべく安く提供しようとします。

例えばその代表が飲食店です。日本は他の先進国に比べて安いですし、クレームも多い。

またチップ文化もありませんから、店員さんの努力があって成立しているとも言えます。

一方でホワイト企業は、売上を従業員の給与に還元している所が特徴です

扱っている商品そのものが良いため還元ができます。または、従業員のことを考えて、

高めに価格設定をして勝負している超ホワイト企業があるかもしれませんが、

日本企業は新卒一括採用などからもわかるように、売上が良くても一律の給料で

サラリーマンを働かせてますから、残念ながら少ないとは思います。

成績が厳しい所はありますが、価格も高めで勝負でき、従業員に還元する所が多い

外資系の企業の方が、この点では希望が持てるかもしれません。

こうやって優秀な人材が海外の企業や海外に流出するのでしょうけども・・。

いずれにしても、どのような商材を扱っているかが重要なポイントです。

残業時間の少ない(裁量がある)

次に残業時間が少ない企業はホワイト企業と言えます。

・仕事の効率が良く、短時間で済ませられている会社

・単純に仕事の量が少ない会社

給与が高くてかつ残業が少ない企業だと、前者のケースが多いと思いますが、

これは、ある程度社員一人一人の能力にも関わってくる部分があります。

そのため、ある程度社員の努力も必要になってきます。

つまりは社員の裁量で勤務時間を減らせる所もホワイト企業の特徴です。

逆に上司の顔色を窺って、やることもないのに残業をするような働き方だったり、

飲み会を強制させるような会社が未だに存在しているようですが、そのような働き方は

社員の裁量も存在しないため、ブラックに近いと言えるでしょう。

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以上、勤務の環境・給与・残業時間を軸にホワイト企業の特徴を紹介してみました。

皆さんも、今よりも良い職場があると信じ、転職を考えてみてはいかがでしょうか。

リンゴ社長