副業をすると本業もうまくいく不思議について

こんにちは。リンゴ社長です。

副業はアルバイトというよりも、自分で事業を立ち上げることを指すことが多いですが、

私もそんな副業を経験した一人です。本業が終わった後に副業のことを考え、

残業が長かった日は疲れた体を鞭で叩くように、パソコンに目を向ける。

そんな時も多かったです。しかし、鞭で叩くようではあるものの、

心の中では「早く副業に時間を費やしたい」という気持ちは常にありましたね。

私が副業していた一番のモチベーションは、サラリーマンのように時間に束縛されたくない

という気持ちからでした。つまり労働はしたくないという気持ちがあったのでしょう。

しかし、副業を始めてからは、副業という、さらなる仕事にチャレンジすることで、

逆にサラリーマンの仕事の負担が少なく感じる不思議な体験もするようになりました。

そして、本業の仕事が捗り、本業が好きになっていくという逆転現象も生まれるのでした。

そこで本日は副業を行うと本業も捗る理由について書いていきたいと思います。

1.負担が増えると1つのことに悩まなくなる

「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉が昔からありますが、

私はその言葉が嫌いで、古い考えだなと思っている類の人物でさえありました。

しかし、その言葉は、副業してから段々とわかるようになってきましたね。

いつになったら稼げるかもわからず黙々と仕事をしなければいけない。

でも、このような負担を経験しておくと、必ず給料がもらえるサラリーマンの仕事が

気楽に捉えることができるようになるのですね。

小学生にとって学校が世界であるのと同じで、サラリーマンは外から見て、

自分が置かれている環境はどのようなものかというのが把握しづらいです。

しかし、副業という外の世界に出ると実感できる物がありす。

若い時の苦労というのは、少しブラックな話ではなりますが、

負担が大きいと小さい負担が気にならなくなり、淡々と仕事ができるという点で、

本業も捗る効果が少なくともあるということです。(自分が興味ない副業を行う場合は除く)

2.金曜日のビールで自己正当化しなくなる

日本の会社の環境で悪い所は、自分に裁量が与えられていないのもあり、

組織や同僚等に対する不満が溜まりやすい所です。人の悪口を言うと評判が下がると知らず、

私の仕事仲間も含め、飲むといつも同僚の悪口を言っている人がいます。

ただ副業をしている時は、「解放感」に浸る時間はサラリーマン専業の人より少ないです。

週末で疲れても、金曜日に鬱憤を晴らさずに金・土・日も仕事(副業)のことを

考えないといけない訳です。また週末に飲むとやりがちな自分の正当化。

これもしなくなるため、成長にもつながっていきます。副業する人は週末は仕事の始まりです。

つまり、今より楽にするために副業をしていたとしても、常に仕事について考えなければ

いけない時間が沢山あります。そうすると常にオンで考えるので本業も捗ります。

私も土・日という概念がなくなった時があり、常に仕事モードだった時があります。

そうしたら本業も効率よく仕事ができてきて昇給もできました。

もちろん、睡眠時間やリフレッシュは大事ですので、ブラック的に働くのは問題ですが、

副業は自分の興味があることが多いので乗り越えられることが多いです。

3.時間を大切にするようになる

よく、忙しい人程返信が早いという話を聞きます。

(仕事への集中力が途切れるため、メールは時間を決めてまとめて返すのが本当は効果的ですが)

サラリーマンが副業をする場合も「時間を大切にする癖」がついていきます。

残業したら残業した分だけ副業の稼ぎが減ると思うと早めに本業を終える努力をしますし、

生活が忙しいと1つ1つのタスクをこなすスピードが上がっていきます。

一方で仕事があまりない場合は1つのタスクを終えるためにダラダラしてしまうと思います。

このように、忙しい人程、テンポよくこなしていくことができるのです。

以上、私も今より「楽したい」という理由で副業をした人ですが、

いざ副業を始めるとサラリーマンより不安定で楽できない時期が続くことを知ります。

逆説的ですが、それ故に本業も含めて仕事をしっかり行う人間になるのでした。

そのため、副業解禁することで、本業をないがしろにする人は一部で出てくるでしょうが、

本業についても成果を出すという人もそれなりに多いと思います。

なので、副業の経験は決して会社にとって悪いことではないなと感じます。

※もちろん、同業での副業は会社に損害を与える可能性があるのでご注意下さい

リンゴ社長