「楽して稼ぐ」の謳い文句に騙される3つの理由
こんにちは。リンゴ社長です。
このブログのような「働く系」のサイトの中には楽して稼ぐという主旨もチラホラ。
私は純粋に働き方について改善できればと思い、働きながら疑問に思ったことを
このブログに書いていたりますが、正直「楽して稼ぐ」系の内容を読んでしまうこともあります。
パチンコを急に始めたり、宝くじに価値を見出したりする人と同じ心理かもしれません。
人間って正直楽して稼ぎたいんですよ(笑)しかし、それは逆に稼ぎから遠ざかってしまいます。
そんな今日は「“楽して稼ぐ”に騙される理由」について書きたいと思います。
1.漠然とお金だけを信用しているため
お金は無いよりも有った方が良いですが、漠然とお金を稼ぎたいと思っていると、
使い方もわからず、逆にお金が減ってしまうこともあるでしょう。
宝くじの当選者の末路を見るとイージーマネーは簡単に外に出てしまっていますね。
そもそもお金とは何かと交換する「ツール」でしかありません。
それに日本円も日本銀行の信用の下で成り立っているツールで、
第二次大戦後のように価値が下がってしまう可能性がない訳でもありませんから、
お金は絶対的な価値はありません。
そのために、漠然とお金を稼ぎたいと思うよりも、ツールであることを意識し、
「自分が何がしたいか」を最初に考えると騙されにくくなると思います。
周りに扇動されておらず、本気で「旅しながらお金を稼ぎたい」のか、
本気で「ロバートキヨサキさんの言う金持ち父さんになりたい」のか、
ただ現実から逃げて、憧れているだけだと悪い人に騙されやすくなります。
2.長期目標がなく目先の利益を見てしまうため
1カ月で10万円をもらえるが、1年我慢すれば100万円もらえる、
あなたはどちらを取るか?という定番の質問がありますが、
前者を本能的に思っていたら、目先の利益を重視していることになります。
人生は色々な局面がありますから、目先の利益はとても重要ですが、
目先の利益を求めていると、そういった悪い人達に騙されやすくなる可能性が高まります。
稼げる人は、1年待つことができる人であったり、毎日コツコツやっている人ですよね。
もちろん例外があるので、そういう成功者が目立ってまい、それが逆に広告になりますが、
平均的には毎日コツコツタイプの成功者が多いです。
但し、どんなに1年間待てる慎重な人であっても、話がうまい人の話を聞いていると、
誰だって揺らいでしまうものです。「楽して稼ぐ」を謳う人達に近づかないようにしましょう。
本当に遠回りするどころか、余計にお金が減ってしまうリスクがありますよ。
相手はかなりのプロだと思った方が良いでしょう。
3.サラリーマンをマイナスと思っているから
よく「楽して稼ぐ」を話す際に、「サラリーマンの生活」をマイナスに語り、
サラリーマンからの脱却を説く人が多いです。
日本はサラリーマンが多いので、サラリーマンの気持ちを代弁することで、
サラリーマンがいかに問題か、自由がないかという所が強調されています。
経営者もとても大変だと思います。金持ち父さん、貧乏父さんの本は利用されがちですが、
本ではサラリーマンは従業員という括りで、収入的には下のフェーズに位置していますが、
今はサラリーマンも投資家になれる時代ですし、副業を解禁する会社が増えています。
実際にアフリエイトなどの副業で稼いでいる人も沢山いますよね。
投資家にしろ副業家にしろ、共通するのは自分の立場に言い訳せず努力した人達でしょう。
サラリーマンだって働き方もこれからどんどん変わる時代ですし、
私も働き方がより柔軟に変わっていくために、こういったブログで発信しています。
特にAIで仕事が奪われる時代になれば、サラリーマンが抱える
「上司が嫌い」「満員電車嫌い」等々の悩みも減っていくかもしれません。
あまり自分の属するサラリーマンという立場を卑下しないことがコツかもしれません。
以上、「楽して稼ぐ」は高額な情報商材を購入する入口になりやすいため、
・楽して稼ぐより、長期目標で稼ぐ
・そういう人たちに近づかない(相手はプロなので流されちゃいます)
・卑下せずに今いる環境を変えていく
こういった覚悟が重要だと思います。
リンゴ社長